隠されたヨーロッパの血の歴史―ミケランジェロとメディチ家の裏側

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784584134559
  • NDC分類 230.51
  • Cコード C0030

内容説明

1492年、フィレンツェの人文主義者たちを支援したメディチ家の、偉大なるロレンツォが亡くなった。この年から1499年までの間に、アッカデミア・ネオプラトニカ(新プラトン学院)の主要なメンバーだった人文主義者たちは、次々と死んでいる。いったい、誰が、何のために殺したのか。「ルネサンス」そのものであった、この新プラトン学院の、殺されたウマニスタたちの怨霊に呼び寄せられて、著者は還暦を前にヨーロッパへの巡礼の旅に出た。

目次

序章 ルネサンスとは本当は何であったのか
第1章 ローマ・カトリックの巨悪に対する反抗がルネサンスを生んだ
第2章 押し潰されて消滅させられたプラトン・アカデミー
第3章 メディチ家とは何者であったのか
第4章 フィレンツェを真ん中に据えてヨーロッパ史を見る
第5章 イタリアが分からないとヨーロッパが分からない

著者等紹介

副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
評論家。1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。米国の政治思想、法制度、金融・経済、社会時事、英語研究、映画評論の分野で画期的な業績を展開。日米の政財官界、シンクタンクなどに独自の情報源を持ち、「民間人国家戦略家」として執筆・講演活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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